研修会など
職員研修会
職員研修
2013-03-09
平成25年3月2日 札幌市自閉症・発達障がい支援センター おがる 所長 加藤潔先生を迎え職員研修を行いました。昨年の7月に続き、今回も事例発表会とし、幾つかのケースを発表し、それに対し支援の方向性や具体的な手立ての助言等をして頂きました。合わせて、研修の中でグループワークの時間を設け、少しばかりではあるが自分達も考える時間を設けた研修としました。
加藤先生より、アセスメントは支援のとっかかりを作る事が目的であり、あてずっぽうでなく必ず証拠を見つけ、証拠を持って支援する事が大切である。又、ご本人の行動特性を把握する際、高く評価しない。出来そうだなと思うことは、まだ出来ていない。まだ出来ていない事は冒険させてはいけない。特に成人期の人たちは出来るでしょと言われ、何で出来ないのと言われ続けてきた人たち。もうそんな想いやめましょうよ。彼らに対し、今出来ることを出来るよねという安定した中で育てていってあげてほしい。出来ないのではなく、ただアンバランスなだけなんです。そしてアンバランスのままでいいんです。と。
加藤先生を招いての研修会。いつも私達職員の取り組みの甘さに気付かされます。ただその中でも、必ず職員に対してのエールの言葉がある。次に繋げられるように頑張っていきたいと感じた研修会でした。